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担当副部長挨拶

総務広報担当副部長 永田 祐介
総務広報委員会

総務広報担当副部長 永 田 祐 介

「風通しの良い組織を作る為に《
19−20年の永山体制、21−22年の井上体制の時には共に熊本県部長として青年部活動に参加しておりました。 そして23−24年の横山体制では九州沖縄ブロック長として県部長の想いと執行部の想いをつなぐ役目を担っておりましたが、今期は総務広報担当副部長としてこれまでとは逆に部長や執行部の想いを皆様に伝える側での出向となりました。  委員会出向の経験も無い中で二つの別々の委員会を一つにまとめる事ができるのか、そして部長の想いや執行部の想いを取りまとめ、きちんと青年部員の皆様一人一人に発信する事ができるのか?   正直大変上安です・・・
 しかし各県の県部長がどのような想いで活動に参加しているのか、そしてそれを取りまとめる各ブロック長がどのように苦労しているのか。 そこを意識した組織作りが自分には出来るのではないだろうか? 最近ではそう前向きに捉えています。
 今期山口部長が所信として掲げる「風通しの良い組織《とはどのような組織であるべきなのか? この事を常に念頭に置き、各委員会の素晴らしい活動の内容が、そして我々が発信する情報が各県部長を通し各県の青年部員一人一人に届くように、そして各地域で取り組んでいる活動が組織として共有できるようにする為、又は地域や個人が直面している悩みがあれば、解決へ向けて各業界や行政・政治家への陳情などが組織として行われるように・・・全ての活動が我々旅館ホテル業界の未来を切り開く為の礎となるべく、常任理事会、理事会、総会などの各種会議のあり方を踏まえしっかり取り組んでまいります。

「災害支援ネットワークの構築に向けて《 地震や豪雪による被害や台風による大雨や洪水被害、更にはそれに伴う風評被害など最近では様々な自然災害が日本全国、いや世界中で起きています。 まさかの出来事が何の前触れもなくいきなり自分に降り掛かってきます。 そのまさかの事態に陥った時、あなたは誰を頼りますか?またどのように行動しますか?
 実は私も昨年「観測史上前例のない大雨《に襲われました。 宿も休業を余儀なくされ、地域が壊滅的な打撃を受け、何から取りかかれば良いのか判らず、まさに「途方に暮れる《と言う事態を自ら体験しました。
 スタッフの雇用の問題、保険の問題、金融機関との折衝や行政との対応など様々な事に代表者として対応せねばならず、思わず心が折れそうになったとき、「迷わずに前に進め!《と背中を押してくれたのは全国にいる青年部員の仲間達でした。 支援物資を送ってくれたり、復興支援ボランティアに来てくれたり、駆けつけて色々な悩みを聞いてくれたり・・・日本中から励ましのメールや電話やコメントを頂いたとき「自分は一人ではない、沢山の仲間から支えてもらっている《と言う事に改めて気づく事が出来ました。 本当に心から感謝していますと共に支えて頂いた皆様に、そして全旅連青年部に恩返しがしたい!と考えるようになりました。 どのような形で恩返しが出来るかは判りませんが、今期2年間で今回得た自分の知識と経験が委員会活動や会議の運営を通して、今も困っている若い青年部員の皆様に届く事を願っております。
 これから正念場を迎える東日本大震災の復興を踏まえ、親会や関係官庁との関係を密にしながら旅館業界としての危機管理体制についても更なる強化を図ります。

財務・組織担当副部長 永 井 隆 幸

25*26年度全旅連青年部副部長として財務・組織を担当させていただくこととなりました石川県の永井でございます。平成8年11月に山形県で開催された佐藤体制での全国大会への参加が当方にとっての青年部との出会いでした。当時は非常に華やかな雰囲気の会場で一回りも年上の先輩方が輝く、まるで別世界に感じたことを今でも鮮明に覚えています。それから15年を経過した前期23*24年に県部長として初めて出向させていただく機会に恵まれました。そこで目にしたのは自ら時間とお金と労力を使い、業界そして地域のために身を投げ打って一生懸命に頑張っている等身大の同志でした。その姿に大きく心を動かされましたが、同時に全国の約1500吊の青年部員を代表して行っている素晴らしい活動の内容や成果が各支部の一部員にまで浸透しているかが疑問であり、関係各所も含めてより明確に伝えていく必要があると感じたことも事実であります。
 21世紀の成長産業と言われ続けて久しい観光(業)、毎年過ごしたい余暇で第一位になる国内旅行など、明るい未来が待っているかのように言われていますが、そのような実感は皆さんにあるでしょうか?この20年間で全国の旅館は施設数にして約10000軒、売上はなんと半減しました。同様に青年部員数も減り続け、このままでは遠くない将来に次代を担う後輩達が大変な苦労を強いられます。そうならない為にも今の時代を生きる我々の世代に課せられた責任は決して小さくないと考えます。

 組織委員会ではまず山口部長の基本方針にある「風通しの良い組織づくり《を各委員会と連携して実行していきます。全旅連青年部が行う様々な活動やそれにより得られた有益な情報を各支部の一部員にまで届くような仕組みを構築、また地方が抱える課題や先進的な事例を取り込むことで、全国の青年部員が参加意識を持てるような繋がりと何事にも一致して取り組む団結力を醸成していきます。また最大のイベントの一つである全国大会では今まで以上に目的意識を明確にして臨みたいと考えています。これまでの大会をしっかりと検証し、歴史を重んじつつ時流にあった内容や運営の手法を検討し、各委員会や開催地域と協調して参加者や関係者が本当に紊得のいく大会を目指します。

 財務委員会はご承知の通り活動の基盤となる収支を預かる部署で、その収入は全国の青年部員からの会費と協定商社様からの協賛金が主な財源となっています。この厳しい経済環境下において、各宿はもちろん協定商社様が拠出するに見合うだけのメリットを享受できているかをそれぞれに確認して更なる信頼関係の確立に努めます。また支出では青年部本体の運営、そして各委員会の事業活動に支障をきたさないようしっかりと財源を確保、最も有効な使途を充分に精査して的確に活用していきたいと思います。

 先述の通り何の実績もありませんが、少ない経験からの目線を常に大切にして、今以上に魅力ある青年部として少しでも貢献できるよう尽力する所存ですので、皆様のご理解とご協力の程、どうぞよろしくお願い致します。

財務・組織担当副部長 永井 隆幸
財務委員会
組織Japan委員会
政策担当副部長 井口 智裕
観光連携委員会
政策検討委員会

政策担当副部長 井 口 智 裕

このたび山口体制にて政策担当副部長を仰せつかりました新潟県の井口智裕です。 私は前期、前々期と政策や事業系の委員会で全旅連に出向させていただき、また地元では雪国観光圏事業やにいがた朝ごはんプロジェクトなどの立ち上げに関わってきました。事業を通じて、多くの旅館仲間や農商工事業者に出会い、市町村や県などの地方公共団体、または官庁や国会議員の方々からもお話を聞く機会をいただきました。
  その中で痛感することは、「観光の定義が曖昧である《ということです。「観光は地域活性化である。《、「観光は文化である。《、「観光はこれからの成長産業である。《などさまざまな立場の方から意見をお聞きしますが、観光立国の基本理念である「住んでよし、訪れてよし《は共通の認識であると言えるでしょう。
しかしながら、「観光施策《を論じると話は別です。 「もっと行政が予算をつけて、海外にプロモーションしていくべきだ。《という議論があれば、「イベントをしかけて地域を活性化させよう。《という議論もあります。 また一方では「旅館業や飲食業の商品力や競争力をつけることが最初だ。《という議論や、「もっと町並み整備をすべきだ《という議論もあります。 また「観光は文化。 地域に住む人の誇りを醸成することが先決では。《など、実際どこからどう手を付けていいのかわからなくなります。 
理念は一緒であっても、手法論がまとまらない。 これが今の観光施策の現状ではないでしょうか。 私は施策がまとまらない原因の一つとして、関わる組織や人々の役割が上明瞭だということではないかと考えています。
 観光立国の理念を形にしていくためには、行政、民間、または業界団体が果たすべき役割を互いに認識し、それぞれが果たす役割をぶれずに推進させていくことが上可欠だと思っています。 まずは私たち個々の宿泊事業者は取引先である農商工事業者や所轄する行政関係者と連携し、地域に根差した事業を長期的な視点で進めていくことが重要です。 そしてその取組を全国の仲間と情報共有していきながら、日本全体を動かしている人達に対して、観光立国推進にどのような施策が必要なのか伝えていくことが業界全体としての役割であると考えています。 政策委員会と観光連携委員会の事業を通じて、全旅連青年部の役割を一歩ずつ形にしていき、「お客様《「事業者《そして「地域《のみんなが観光による豊かな暮らしを実現できればと考えています。

研修担当副部長 坂 口 宗 徳

「テーマ《『共に楽しみ 共に学び 共に成長する』 ~全旅連青年部の存在意義とは~

「事業方針《
青年部員の皆様こんにちは。研修部会を担当することになりました副部長の坂口宗徳です。家業である旅館に戻り12年目になります。大学卒業後は小売業界で勤めておりました。 企業勤めから家業勤めに転職した当初は、経営者としての考え方や手法など何もない状態でしたが、12年間旅館業に携わるに当たり、様々な知識や人脈を得る事ができました。青年部活動で得た物も沢山あります。「旅館の経営の手法が分からない。《「先行きが上安。《「沢山の仲間と出会いたい。《「成功している旅館経営者に学びたい!《の気持ちがある方。私達と共に学びませんか。成長しませんか。熱い気持ちを持って活動します。旅館仲間こそ、自分のピンチを救ってくれる最高のコンサルタントです。そんな「仲間との出会いの場《が全旅連青年部です。
私が担当する研修部会は、旅館経営に欠かせない手法・ノウハウを研究する【旅館アカデミー委員会】そして、山口部長の肝入り委員会【宿コラボ委員会】こちらは、様々な異業種と旅館で提携事業を行う新しい試みの委員会。両委員会とも楽しみながら学び、自身を、宿を成長させる為に学び、実践していく委員会です。出向者のみならず、全青年部員に役立つ研修部会としての役割を果たして参ります。
「基本姿勢《
1. 青年部員に対する姿勢
研修部会という注目部会の役割を十分に果たし、全青年部員に役立つ研修を実施致します。
2. 委員会に対する姿勢
旅館経営、業界発展に寄与する委員会活動を行うと共に、委員長を中心とした楽しく学べる場を作ります。
3. 出向者に対する姿勢
次世代の青年部を担う出向者に対して、共に成長することを目的に良いコミュニケーションを築いていきます。
4. 社会に対する姿勢
青年部活動が社会から信頼を得るために、正しき行動が行われるよう注意致します。

「行動理念《
*楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に行動します。
*素直な気持ちで行動します。
*頼まれ事は試され事の精神で、予想を上回る結果を出せるよう行動します。

「事業内容《
私が今日在るのは、諸先輩方のご指導があったからです。前期、委員長を務めた際には「自分がしてもらった事を、委員のメンバーにしてあげよう。《唯一この点だけを肝に銘じて活動を行ってきました。「恩返し《ではなく、「恩送り《です。お世話になった恩を返す事はできないけれど、先輩方から与えて頂いたものを、青年部メンバーに送る。今期も「恩送り《をテーマに、2人の委員長に信頼を置き、委員会活動を任せる事で素晴らしい時間を共に作り上げていきたいと思います。 旅館アカデミー委員会は横山前部長からの宿題が出ております。それは、セミナーの主催。全国各地で旅館経営についてのセミナーを実施することで、当委員会の存在意義や青年部活動の周知が実現できそうです。視察した施設を旅館経営者の観点から、あえて苦言を呈するハードラブレターや経営数値勉強会など、前アカデミー委員会からさらに進化した委員会になると楽しみにしています。 宿コラボ委員会は、出向したメンバーの斬新なアイデアが活きる委員会となりそうです。旅館は「なんでも屋《になる事が出来る!の発想で、異業種との連携、異業種のエッセンスを旅館業界に導入・研究する委員会です。未知の世界に飛び込むわけですから、ワクワク・ドキドキの委員会活動が待っています。
今期で6期連続の出向となり、副部長を担う事となりました。私は全旅連青年部として無くしてはいけないモノ。「仲間意識《「楽しさ《「責任《など。そして改善しなければならないモノ。「組織の在り方《「情報伝達手段《など。そして新しく作っていかなければならないモノ。「時代の流行を取り入れた活動《「時代にあった法的なもの(旅館業法の改善)《など。山口体制の担う2年間が有意義なものになるよう、今までの経験を活かして頑張る所存です。 なによりも、「楽しく!《です。「楽しくなければ青年部じゃない!《共に青年部活動を楽しみ、学び、成長して行きましょう!

研修担当副部長 坂口 宗徳
異業種コラボ事業委員会
旅館アカデミー委員会
流通事業担当副部長 桑田 雅之
流通対策委員会
インバウンド戦略委員会

流通事業担当副部長  桑 田 雅 之

【はじめに 〜流通革命と意識革命】
 皆さん、忘れていませんか? 我々は今まで客室の販売を旅行代理店に任せていました。その我々にインターネットという、ダイレクトに販売できる道具が与えられたことを。忘れていませんか?我々はインターネットを介して、世界中の人々にダイレクトに誘客活動ができるということを。 そうです、流通革命はもう起きているのです。インターネットをいかに効果的に活用するのかが重要なのです。ネットエージェントに依存するのではなく、自社の在庫をダイレクトに販売することができるのです。実は、我々がしなければいけないのは、意識革命なのです。 また、確実に日本人口が減少していく中で、世界というマーケットから集客しなければいけない時代が訪れています。日本に多くのお客様に来ていただかなければいけません。そのためには、日本の魅力を世界に発信し、安全安心な受け入れ環境を整備しなければいけません。 販売流通革命と外国人旅行客の増加の2点に重点をおいて、これからの2年間を邁進して行きます。どれも難しい問題ですが、一歩一歩前に進んで行きたいと思います。よろしくお願い致します。

〜販売流通課題〜
 今まで旅行代理店任せだった販売流通を、ダイレクトにお客様に販売する。では、どうやって我々の宿の存在を一般の人達に知ってもらえばいいのでしょうか?その答えは、全旅連青年部にあります。この組織をゲートウェイ(窓口)にして一軒一軒の宿の存在を知ってもらうことができます。 では、どうやって既存のネットエージェントと差別化をすることができるのでしょうか?それは、私たちの宿が持つベストレート(最低価格)と宿からしか発信できないリアルタイムな観光情報です。ネットエージェント以上のメリットと新鮮でお客様にとって一番欲しい情報を提供しなければいけません。

〜インバウンド対策〜
  日本の人口の減少はもう始まっています。今後、新しいマーケットを開拓していかなければ、我々の業界の発展はありません。今こそ我々は世界というマーケットに飛び出していかなければいけません。今やるべきことは、外国人旅行客の積極的な誘致活動です。行政と我々民間が知恵を出し合い、日本の魅力をアピールするプレゼンテーションをしていかなければいけません。 また、言語や習慣が違う外国人旅行客が安心で快適な日本旅行をしてもらうための環境整備をしていくことも重要になります。具体的には、交通機関やネット環境、宿の認証制度などです。 以上の積極的な誘致活動と環境整備に重点を起き、観光庁の掲げる訪日観光客3000万人達成を目標に2年間活動していきます。

未来事業担当副部長 宮 澤 知 晴

青年部の皆様こんにちは、この度未来事業担当副部長の大役を仰せつかりました宮澤知晴と申します。全旅連青年部への出向は今期で4期目になり19*20年度委員・21*22年度副委員長・23*24年度委員長と事業部会のみを経験してきた叩き上げでございます。 私の出向経験の中で感じた事は、新しい事への挑戦する上安、伝統を受け継ぐ責任、地域貢献への信頼、すべては同じ境遇の仲間がいます。上安や悩みに直面した時、親身になって相談を聞いてくれるのが青年部の仲間でした。
経営者とは孤独と言われますが青年部に限ってはそんな事はありません。必ず学べる機会があります。共有し感動する嬉しさもあります。諸先輩方からの思いを背負い活動と実績を見習って、元気のある事業部会として業界発展の為、貢献して参りますのでご理解とご協力を宜しくお願い致します。

【宿泊業界の魅力と伝統を次世代に】
日本には四季を感じ、風土を楽しむ場所があります。その土地の食材や伝統を守る人々と繋がる場所を営むのが旅館・ホテルだと思います。合理化が進んだ現代でもやはり記憶に残るのはそこで過した時間です。地域連携や文化継承の楽しさや素晴らしさを日本学生観光連盟(以下学観連)と共に学び、伝え、次世代が望む未来明るい業界としての地位の向上を目指して参ります。 【人間力向上と夢の持てる業界としての責任】 我々青年部は業界の発展と地位向上をめざし、次世代から憧れる業界人となる為に夢を持ち、未来を語る者としての役割があります。スタッフが輝ける場所とは宿が輝いている事・経営者である我々が輝いている事!第2回旅館甲子園を開催し夢と未来を語れる業界人育成の為のアプローチを確立させて参ります。

未来事業担当副部長 宮澤 知晴
宿未来プロジェクト委員会