「ニューノーマル時代を切り拓く挑戦」
全旅連青年部へは平成27年度に初めて出向し、6年間で多くの全国の仲間たちと知り合い、情報を交換・共有し合い、地元や宿に持ち帰り大きな助けとなってくれました。2期目・3期目は総務広報委員会の副委員長を務め、今期は組織の要である総務委員長を務めさせていただきます。
昨年は新型コロナウイルスの世界的流行により日常が大きく変わり、開催予定だった対面での会議もおよそ年間の三分の一が中止となりました。しかし今期は新型コロナウイルスが存在する状態でのスタートとなります。昨年の手探りでの中、WEBを利用した会議も取り入れられ、今では対面とWEBの両方でのハイブリッド会議が行われています。昨年の経験を活かしながら、宿や家庭の事情・地域の事情で対面は難しいメンバーでも会議に参加ができる様、広報委員会と連携し総会や常任理事会はハイブリッドで行ってまいります。まだわからないことも多いですが、新しいシステムにどんどん挑戦し、その中でさらなる円滑な会議運営を目指します。
ITが進化し直接顔を合わせずとも多人数での会話が簡単になり、確かに便利な世の中にはなりました。しかし私もやはり「会って直接話をする」ことは大事だと思います。そして「会議以外での何気ない会話」も大事なことだと思います。対面だけでなくWEBも上手く活用し多くの仲間と繋がり、スピーディーで新鮮な情報を仲間に発信・共有できる組織を目指し、その組織の要である責任と誇りを持って2年間活動して参ります。
1.青年部活動の運営、各種会議の設営、議事録の作成、規約の整備
2.各ブロック会、各委員会の活動状況の把握・サポート
3.組織委員会と共同で全国支援ネットワークの構築、頻発する自然災害への組織としての対応
4.広報委員会と共同でML、WEB会議ツール等の情報インフラの構築
5.その他
1.定時総会(4月)
2.出向者研修会(5月)
3.臨時総会(9月)
4.常任理事会(毎月)・WEBを利用したハイブリッド会議
「愛ある仲間が心で繋がる ~共に挑戦する為に~」
全旅連青年部には、全国の愛すべき仲間がおります。そして夢と想いが沢山詰まった事業が多岐にわたり存在いたします。新型コロナウイルスの影響により愛する仲間同士が切磋琢磨し作り上げた事業も延期や中止に追い込まれ、夢を果たせず悔しい思いをした状況が数々御座いました。
しかし、私たちは諦めずに挑戦をし続けてまいります。この宿泊業界が進むべき輝く未来に向けて全旅連青年部が未来を切り拓いて行かなければなりません。全旅連青年部の事業は全国の青年部員の皆様や協定商社様のご協力無しでは成功いたしません。テーマにも御座いますように、愛ある仲間が心で繋がり、共に挑戦する事で成功するものだと信じております。全国の青年部員、協定商社様と情報の交換を行い、有意義な事業構築の助けとなるべく、事業と予算をしっかりと見極め正確かつ円滑な財務運営に努めてまいります。
また、世界中を巻き込んだ新型コロナウイルスによって我々業界の仲間も数々な影響を受けおります。このピンチを共に乗り越えるべく政策委員会とも連携し、事業の維持強化を図れる助成金および補助金の情報を各部員へ提供し、業界の経営基盤の底上げに寄与すべく努力してまいります。
私一人では成し遂げることが出来ません。愛する委員会メンバー、そして全国の皆様からご支援ご協力を、心よりお願い申し上げます。
1.青年部活動に関する会計管理業務
2.協定商社様との連携による有益な情報交換および発信
3.新規参入業者様の募集・開拓
4.各委員会活動への適切な資金供与
5.各委員会と連携した新たな財源確保の模索
6.その他
1.財務管理及び各種事業の会計業務
2.協定商社様と財務委員会による意見交換会の継続
3.協定商社様と青年部の交流機会や新たな取り組みの創出
4.各ブロック、各県との連携強化(部員交流)
5.補助金等の全国の部員への情報発信と共有
6.その他
「届き、伝わる広報」
広報・IT戦略委員会では、星部長の部長所信「観光を日本の基幹産業に」~Keep Trying~を具現化するべく、全旅連青年部の活動を全国15000軒の加盟施設にしっかりと伝えます。また、加盟施設のファンを増やせるよう消費者に対する情報発信にも果敢に尽力してまいります。
IT戦略時代である現代では、その技術の急激な進歩により情報取得者にとっても様々な方法による情報収集を選択できるようになりました。しかし、その一方で「限られた時間の中で溢れる情報から必要なものだけを選択する」という取捨選択もエスカレートし、届かない情報も増えてしまっております。
広報・IT戦略委員会では今期、この委員会を単独設置された星部長の思いをしっかりと受けとめ、新しい技術・様々なツールを駆使し『届き、伝わる広報』をテーマに挑戦してまいります。
1.各委員会事業の全国部員に向けた情報発信
2.全旅連青年部の組織ブランディング
3.消費者に向けた加盟施設のPR
4.新しい広報技術・ツールの研究と活用
5.加盟施設への上記技術・ツールの活用方法共有
1.加盟施設向け情報発信ツールの選定と整備
2.全旅連青年部・各委員会事業のPR資料作成と情報発信
3.消費者向けPR資料作成と情報発信
4.各広報ツール・チャンネルの管理と運用
5.ツール活用マニュアルの作成と共有
「人の縁は学びの縁。縁を繋げて魅力的な組織に」
厳しい状況が続いている今だからこそ、全旅連青年部はこれまで以上に結束の固い組織として、業界内外から必要とされる団体へと進化を続けていく必要があります。本年度、組織力向上委員会では「観光を日本の基幹産業に」という共通の目的に向かって、3つの柱をもとに活動して参ります。
まず一つ目に「各県青年部員の交流促進」です。これまで以上に部員同士のコミュニケーションがとれる組織づくりを目指すことで、全国各地の仲間たちが地域のリーダーとして成長し、また地域間での共同事業が活発化するような組織の構造改革を推進して参ります。
次に「青年部員数の拡大」です。全国の青年部員数は年々減少の一途を辿っております。その近々の課題に対し何とか歯止めをかけ、一人でも多くの仲間を増やすために、今まで以上に魅力ある組織へと成長しなければなりません。我々の活動を広く知って頂く為、メディアを活用しながら、青年部の地位向上を目的とした活動にも着手し、全国各地での入会活動の活性化を図ります。合わせて次世代経営者だけでなく、施設幹部の方にも参加しやすい組織運営の在り方を模索して参ります。
最後に「必要とされる組織づくり」です。我々の業界では後継者不足、耐震、固定資産税など様々な課題が山積しております。この組織が多くの課題を抱えた宿泊業の方々にとって「宿泊業の駆け込み寺」として活用できるよう、風通しの良い組織運営を心掛けて参ります。
「仲間たちが宿の人間であることに誇りを持てる」「若い世代が新たに宿泊業経営者を目指したいと思える」そんな魅力ある業種へと成長できるよう挑戦し続けて参ります。これから2年間よろしくお願い致します。
1.各県青年部員の交流促進
2.青年部員数の拡大
3.業界内外から必要とされる組織づくり
1.全国の部員への有益な情報発信及び共有方法の構築
2.青年部員数の拡大を目的とした多様な会員モデルケースの構築
3.プロモーションによる組織の認知活動
4.全国大会開催に向けた準備活動
「今こそ全国の仲間が連帯し業界の未来を切り開こう、そして共に乗り越えましょう。」
われわれ観光宿泊産業は、訪日外国人旅行客の右肩上がりの成長と東京オリンピックの開催が追い風となり、まさに日本の基幹産業として観光から地方創生を推進し日本を元気にしようと、大いに希望に満ちた2020年となるはずでした。しかし、突如として出現した新型コロナウイルス感染症の世界的パンデミックにより、状況は一変してしまいました。日本経済全体も疲弊し、今多くの全国の観光産業、そして全国の宿の仲間たちが苦境に立たされております。まさに困難の時代を迎えております。
昨年大ベストセラーになったアルベール・カミュの「ペスト」を読み、非常に感銘を受けました。その物語の中では、圧倒的な困難に仲間と連帯して、抗い立ち向かう人々の姿が描かれています。私の故郷福島県もまた東日本大震災に見舞われましたが、福島県民は一丸となって連帯し、この未曾有の大災害から10年間かけて着実に復興発展して参りました。今まさに危機におかれている現状に、目指すべき姿が投影されていると感じます。
全旅連青年部の志を共にする全国の仲間とともに今こそ大いに連帯を深め、この困難に立ち向かい、必ずや観光産業の輝かしい未来を、誇りと自信を、再び我々の手に取り戻す‼ その実現こそを、この政策委員会の使命として、星永重体制のもと全身全霊を込めて邁進する2年間にして参ります。
観議連を中心とする国会議員の先生や観光政策を司る関係省庁の方々と、多くの勉強会や研修会を開催することで情報を収集するとともに、観光産業の現状を共有し緊密に連携して参ります。また同じ宿泊業界4団体、特に親会・青年部OB・日本旅館協会の関係諸団体と緻密な情報交換を行い、より密接に連携して観光政策提言を実施していきます。
そして何よりも政策提言の推進力の源泉となるのが、国へ提出する宿泊統計になります。正確に宿泊産業の生の声を国政に反映するべく、全国の青年部員と47都道府県部長と歩調を共に一体となって、情報収集と情報共有を図っていきます。外出自粛が叫ばれる中でも、連携をたやさないためにZOOM会議も効果的に活用し、歴代で一番「県部長に近い政策委員会」を目指します。
最後に、塚島副部長と財務委員会の同志とともに、観光宿泊産業を覆う暗雲を一つでの多く払い除け、素晴らしき日本の『宿文化』を次代に繋げるべく、委員会活動を力の限り進めて参ります。
1.親会、旅政連、日本旅館協会との連携及び相互活動の推進
2.関係省庁との連携及び相互理解の推進
3.親会、旅政連と協議した上での陳情活動、青年部通信の有効活用
4.全国の青年部員からの意見の抽出及び情報共有
5.その他
1.親会関係委員会や与党の会合や政治団体の会合に参加させていただき情報を収集する
2.観議連を中心とした国会議員との勉強会・研修会の実施、「旅館の未来研究会」の開催
3.親会、関係省庁との勉強会・研修会の実施
4.官公庁の観光政策及び必要と思われる情報の収集と発信
5.青年部員へのアンケート調査と47都道府県部長との協働体制の構築定期的なZOOM意見交換会の開催
6.財務委員会との緊密な連携、他委員会との勉強会・研修会の実施
「基幹産業として継続、発展していく為に」
本来であれば東京五輪が開催され、世界中から多くの人が訪れ、我々観光業界にとって記憶に残る2020年になるはずでした。然し乍ら、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大による影響を受けた多くの施設が休館・休業を余儀なくされ、事業の継続と従業員の雇用継続の両立に苦慮する1年になりました。
その一方で、時代に適した柔軟な対応力・変化の必要性を強く気付かせる機会にもなりました。労務委員会は前期に引き継ぎ、労働生産性の向上を図る内部環境の強化、「旅館ホテルでおしごと.net」の活用による労働力確保への対応、外国人就労については状況を注視し在留外国人にも視野を広げ各施設が前向き且つ効果的な受入体制を取れるよう成功事例の収集・共有に努めて参ります。
そして変化に柔軟に対応すべくデジタルツールを活用した生産性向上、異業種からの出向受入れに向けた連携体制の構築にも積極的に取り組みます。
先輩方が築き上げた「礎」をしっかりと引き継ぎ、更なるブラッシュアップを図り新たな変化を業界に与える事が出来る様、そしてアフターコロナに観光業界が基幹産業として継続・発展していく為に、労務委員会メンバー一同前向きに活動して参ります。
1.労働生産性の向上、労務管理の調査・研究
2.外国人就労者の受入れの推進・調査・研究
3.各種助成金活用の推進・情報共有
4.旅館・ホテルでおしごと.netの活用とより良い運用・研究
5.各種デジタルツールの調査・研究・情報共有及び新たなデジタルツールの発掘・研究
6.異業種からの出向制度の調査・研究
1.宿の規模やシーズナリティに応じた働き方モデルの研究及び事例の共有
2.各有識者を招いての勉強会・意見交換会の実施
3.外国人就労者の受け入れ態勢の検討や成功事例の収集および共有
4.旅館・ホテルでおしごと.netを活用した人材確保方策の検討
5.各種デジタルツールを活用した生産性向上事例の収集・共有
6.異業種との連携体制の構築
7.他委員会との連携・情報共有
8.その他
「目指せ、青年部全施設YoYプラス!流通政策の実施と営業戦略の情報発信」
新型コロナウイルス感染症の影響により、我々宿泊業は未だかつて経験したことのない未曾有の危機に直面しております。感染症拡大防止のための移動制限、変異種対策の為の海外との往来制限など、観光業界を取り巻く環境が厳しいなかにおいて、アフターコロナに向けた流通戦略と政策がコロナからの観光復興に向けた大きな課題となります。
コロナ禍における旅行形態の変化は、我々宿泊施設における販売経路にも大きな変化をもたらしました。Go To トラベルキャンペーンを契機に再認識した「直販」の強化は、市場環境の変化に迅速に対応できる最大の販売チャンネルへと成長できる可能性を秘めています。今期も国内OTAやリアルエージェントをはじめとする関係企業との意見交換会を通じて、鮮度の高い情報収集し全国の仲間へ発信するとともに、「直販」を含め各施設が最適な販路バランスを選択できるような提案を行って参ります。
アフターコロナにおけるインバウンド需要の早期回復は観光復興において必要不可欠であり、インバウンド対策は大きな課題でもあります。国策としてのインバウンド復興の中心的な役割を担えるよう、関係省庁や諸団体と連携して参ります。併せて、各施設におけるインバウンド戦略の一助となるよう関係団体フォーラムやセミナーでの情報収集と発信、関係委員会と共同でのプロモーション活動を通じ、インバウンドの早期回復に向けた活動を行って参ります。
最後に、星部長の掲げる「観光を日本の基幹産業に」の実現の為、我々の力を最大限に発揮し、守破離の精神で挑戦し続ける委員会になれるよう努めます。皆様どうぞ宜しくお願い致します。
1.OTA各社への訪問ヒアリングと情報交換
2.業界相関図と流通販路及び決済手段の把握と情報整理、OTA諸問題の追跡
3.JNTO主催のフォーラムやその他のインバウンド関連セミナーへの参加
4.インバウンド観光復興に向けた情報発信と誘客活動
1.OTAとの意見交換会の実施
2.業界相関図と流通販路及び決済手段の情報提供
3.インバウンド誘客のための研究と情報発信
4.広報委員会と連携した海外プロモーション活動
5.諸外国ホテル協会との情報交換と関係構築
「旅NEXT & 旅館REBORN」
当事業部はこれまで「旅館・ホテルから日本を元気に!」という熱い想いを先輩方より受け継ぎながら、様々な事業を行って参りました。今期は、それに今回のテーマでもあります旅NEXT・旅館REBORNを加え、より良い未来を開発し繋いでいきたいと考えております。そのような活動を行うにあたり、大きく3つの事業を軸に進めて参ります。
①「宿フェス」の開催
れまで業界内に向けたイベントの多かった宿泊業界において、一般のお客様をターゲットとしたイベントはこの時代に欠かすことのできないものだと考えております。日本全国、47都道府県の力を結集させ、地域の魅力や業界の認知力アップ、また新たな旅の気付きの場になればと思っております。新型コロナウイルスの影響で前期の開催が叶わなかった当事業、二期分の強い思いで成功に結びつけて参ります。
②「若旦那・若女将密着体験プロジェクト」の実施(学生インターンシップ事業)
観光業に携わりたいと考えている学生の未来の選択に前向きな影響を与えることができる当インターンシップ事業は、立ち上げより今回で10回目となります。今期は、本来の目的でもあります働く魅力の発信・人材の確保はそのままに、地域毎のシーズナリティの違いによる開催の可否や、サービススタッフや調理師等、宿泊業に関係する様々な人にも着目し、より幅広いマッチングが可能な事業にしていこうと考えております。
③「第六回旅館甲子園」の開催
宿は人なり。この「人」をベースとした考え方や取り組みの発表の場である当事業は、これまでに沢山の人に深い感動・学びを与える素晴らしい役割を果たして参りました。また前年度より、書籍の発行やSNS等により業界外への発信も積極的に行って参りました。第六回旅館甲子園も、開催においてのさらなる改善と、宿泊業界の認知、地位向上に向けたイベントにもなるような企画・運営を行って参ります。
1.「宿フェス」事業
2.「第10回・11回若旦那・若女将密着体験プロジェクト」事業
3.「第六回旅館甲子園」を含む業界の地位向上に向けた事業
4.その他「人材」に関する課題解決事業
5.星部長の特命事項
1.宿フェスの企画及び実施
2.学生インターンシップ事業の企画及び実施
3.第六回旅館甲子園の企画及び実施
4.他委員会との連携・合同委員会の開催
5.各ブロック・県総会への参加(全国の青年部員との交流・関係強化)