担当副部長挨拶出向者が各委員会で活動しております。

総務担当副部長 小林 篤史

【チャレンジをする組織である為に】

初めて全旅連青年部に触れたのは、2008年に愛知でおこなわれた全国大会でした。青年部に入会して間もない頃、ステージで輝く先輩諸兄を目の当りにし、同じ業界でも熱い想いを持って行動されている方々が沢山いる事に衝撃を受けたことを今でも鮮明に覚えています。
それから長野県はもちろん、北関東信越ブロック、そして日本全国の諸先輩方、同世代の仲間たちに支えられ多くの経験を積ませていただきました。
今までの素晴らしいご縁に対する感謝を言葉だけでなく「行動」で業界発展のために貢献したいと考え、身に余る大役とはなりますが、星部長の掲げる「観光を日本の基幹産業に~Keep Trying~」のスローガンの下、組織の根幹である総務担当副部長を精一杯務めさせていただきます。
全旅連青年部はチャレンジする組織であると私は考えます。業界の次代を担うためにも、果敢にチャレンジ出来るように、また溢れ出るアイディアや青年部らしい力強いアクションが全国に伝播するように、担当委員会のメンバーと一緒に効率的かつ、円滑な会務運営を心掛け実践してまいります。

【離れていても心が通う組織を目指して】

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、私たちの日常は大きく変化しました。業界への影響はもちろん、組織運営の在り方すら真剣に考えなければならない日々が続きました。
全旅連青年部は、今まで膝と膝を突き合わせて、多くの議論を交わすことで相手を知り、強い絆が生まれ、その絆が連綿と引き継がれて現在に至ります。
私も「会って直接話をする」という手法に勝るものはないと考えておりますが、それと同時に急速に発達しているWEB会議ツールにも大きな可能性を感じております。
うまく活用をすることで、定例会議以外にも全国の仲間と接点を増やすことも可能となりますし、新しい情報を早く取り込み、発信することも容易になります。時代や状況にいち早く適応したものが先駆者となっていきます。様々な機会の提供がおこなえる会議モデルを確立すると共に、離れていても心が通う強い絆を持った組織を目指します。

小林 篤史

小林 篤史

総務担当副部長

財務・政策担当副部長 塚島 英太

全国の愛する青年部員の皆々様!こんにちは!このたび星体制にて政策・財務担当副部長を仰せつかりました九州・沖縄ブロック、長崎県の塚島英太でございます。私自身、今期7期目の出向にあたり、過去には組織や財務、事業系の副部長をさせて頂き、微力ながら歴代青年部の活動に邁進して参りました。その活動を通じて、多くの宿の仲間や異業種の方々とご縁を賜り、市町村や県は勿論のこと、官庁や国会議員の方々との前向きな関係も築かせて頂く事が出来ました。多くの諸先輩方が仰るように私にはこの青年部での経験や体験が自身の一番の宝物であり、今の自分を形成する良い軸になっておると確信をしております。青年部に出会わなければ今の私や会社は存在していられなかったと思います。

この度、政策・財務の担当を拝命頂くにあたりましては、政策委員会では親会との連携を今まで以上に強固なものとして、日本経済を支える基幹産業としての地位の確立を目指します。国が進める地方創生の大黒柱と成るべく、47都道府県支部での活動や情報共有を徹底し、観光政策立案に深く関与出来る様に努め、真に国の未来にとって必要な政策や提言・活動を推進できるよう、取り組んで参ります。
財務委員会では非常に困難な時代、厳しい経済環境下にも関わらず、全国の会員や協定業者の皆様から拠出頂きます会費を、業界の成長や発展への投資であると重く捉え、決して無駄の無い会計管理に勤めて参ります。そして、未来を切り拓いて行くパートナーとして、新規参入頂ける企業様の開拓を進めると共に協定商社の皆々様との幅広く、より深い連携を積極的に行い、両者にとって有益な情報の伝達を徹底して行います。

アフターコロナ、この辛く厳しい未曾有の時代を、我々は自分達の手で業界の進むべき道、輝く未来に向け切り拓いて行かなければなりません。
星部長が掲げる、『観光を日本の基幹産業に』〜Keep Trying〜の旗印の下、頼まれごとは試されごと!の精神で、誰かがやらなければならぬ事は、我々青年部が率先して行動し、その活動の輪を全国に展開して、業界一丸となって新たな時代に青年部らしく未来を見据えて歩んで参る所存であります。与えられた二年間という時間を、業界の為、地域の未来の為、日本の国の為に!全力で精進させて頂きます。どうぞ、全国の皆様の力強いご協力と、青年部活動へのご理解を賜れますよう、お願い申し上げます。

塚島 英太

塚島 英太

財務・政策担当副部長

広報担当副部長 中西 敏之

【はじめに】

この度、星体制にて広報担当副部長を仰せつかりました京都府より出向の中西敏之と申します。平成23・24年の横山体制で初出向して以来、今期で6回目の出向となりますが、平成25・26年山口体制では事業部会・宿未来プロジェクト委員会副委員長を仰せつかり、初めての常任メンバーとして全国出向の楽しさと責任の重さを知りました。
平成27年・28年の桑田体制では、事業部会・宿の未来事業創造委員会委員長を仰せつかり、若旦那若女将密着体験プロジェクトや旅館甲子園を通じて「宿泊業界から日本を元気に!」をスローガンに尽力させていただきました。
平成29年・30年の西村体制では、組織・強化変革委員会委員長を仰せつかり、青年部大運動会や部員拡大300大作戦、全国大会in長崎を通じて「数は力!継続は力なり!」をスローガンに組織力の強化に尽力させていただきました。

そして令和元年・2年度の鈴木体制では、総務広報委員会委員長を仰せつかり、総会や出向者研修会、コロナ禍の中、Zoomによる新たな会議の運営などを通じて全国組織のスケールメリットを全国の青年部員が感じれるよう最新の情報を発信し、より良い会議運営に心がけ、迅速な活動につなげる事に尽力させていいただきました。
今期は広報担当副部長の任を頂いたこと光栄に思っております。3期の委員長で培った叩き上げ精神で精一杯務めさせていただきます。

【広報は青年部のPR会社-Public Relations-】

我々宿泊業界は、戦後高度成長期の中頑張り続けてまいりました。そして日本に平和産業である旅行文化を世界に発信できるようにまでに至りました。そして今、IT技術の進歩は日々加速しております。広報とは社会の人々から理解してもらい、信頼関係を築きあげ、最終的にはファンになってもらうために行う行為です。
広報委員会はクライアント企業=全旅連青年部の「広報・ブランディング」を担当する重要なポジションであることをしっかり認識し、青年部員だけでなくメディアにも取り上げてもらえる効果的な方法を模索したり、各委員会活動が取り上げてもらえるような働きかけを広報委員会が率先して新しい技術やツールを駆使し挑戦することが業界発展を促進するためのきっかけとなると考えます。
一人一人の行動が各地域を良くする活力になると信じております。青年部員が、個々の力を最大限発揮して「行く先の未来を考え、責任と覚悟を持って行動する」ことが出来るように各委員会と力を合わせて活動して参ります。地域より出向している全国出向者の話を是非聞いてやってください。必ずや力になると思います。
そして、我々の頑張りが次世代の礎となるよう一緒に帆を進めて参りましょう。
多くの思いを持って活動して参ります。ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

中西 敏之

中西 敏之

広報担当副部長

組織担当副部長 柴田 良馬

この度、組織委員会担当副部長として兵庫県より出向させていただきます柴田良馬でございます。過去には「異業種コラボ事業委員会」「ITソリューション開発委員会」という当時の部長が特設した委員会の委員長を務めさせていただきました。
二度の委員長で培った経験や知識、そして関わってきた方々との繋がりを最大限に活かし、今までの常識や仕来りに囚われない「これからの時代に即した組織」への変革を目指してまいります。

【部員の意識を変えるために、組織を変える】

魅力ある青年部組織を目指していくためには、これまで長きにわたり諸先輩が築いてこられた意思をしっかりと受け継いでいくとともに、時代に即した組織へと変革していくことが重要だと考えます。そのために全旅連青年部が本来在るべき姿とはどのようなものなのか、そしてどのような組織で在ることがこれからの部員のためになるのかという点を今一度、洗い直してまいります。
その上で組織に必要な三大要素とも言われている、

『共通の目的をもっていること(組織目的)』
『お互いに協力する意思をもっていること(貢献意欲)』
『円滑なコミュニケーションが取れること(情報共有)』

この三点を大切にし、部員全員が同じ方向に向かって協力し合い、活発なコミュニケーションがとれる組織を目指します。また、旅館・ホテル業界だけではなく、他団体や異業種にも評価され、影響力のある組織作りにも力を注ぎたいと考えております。旅館・ホテルの経営者はどうしても「井の中の蛙」になりがちではないでしょうか。私も決して広い見識を持つことなど出来てはいません。
しかしながら、全旅連青年部の活動を行う中で、旅館・ホテルの人間が持つ無限の可能性を学び、少しずつではありますが「大海を知る」ことが出来ました。
宿の人間には力があります。大きな事を成し遂げる大きな力があります。個では成しえないことも、組織の力があれば実現できることが沢山あります。この厳しい環境下である今こそ、個の力を結集して、組織という大きな力で様々な課題に挑戦してまいりましょう。そのためにもどうか皆様、全旅連青年部により一層の関心を持っていただき、今まで以上に深く、そして密に関わっていただけることを心からお願いします。

繰り返しになりますが、青年部員の意識を変えるためには青年部員に手を差し伸べ、歩み寄ることができる組織へと変革していく必要があると考えます。全国の仲間たちが宿の人間であることに誇りを持つことができ、また、新たに宿の人間になりたいと思ってくれる人が増えていく。そんな魅力的な組織となり、名実ともに日本の基幹産業になれるよう、挑戦し続けてまいります。業界の更なる地位向上の実現を図るために、精一杯尽力していく所存でございますので、2年間どうぞ宜しくお願いいたします。

柴田 良馬

柴田 良馬

組織担当副部長

労務担当副部長 桑島 敏彦

【はじめに】

令和3・4年度全旅連青年部副部長として労務委員会を担当させていただくことになりました北海道ブロック、知床より出向しております桑島敏彦と申します。出向経験は2期目と非常に浅く、不慣れなことも多々あろうかと思いますが、2年間星体制の下、全国の青年部員、そして宿泊業界に貢献できるよう精一杯努力する所存でございます。皆様のご指導ご鞭撻よろしくお願い申し上げます。

【世界が変わった2020年。我々も変わらなければならない。】

日本として、宿泊業界として華々しい年になる事を疑わなかった2020年。振り返ると新型コロナウイルスによる影響で、全世界の人々のライフスタイルすら根底から変えることを余儀なくされるとは誰しも想像しなかった事ではないでしょうか。
2018年時点で地球規模での国際観光客数は14億人に達し、まさに世界大旅行時代に突入していると言っても過言ではない現代において、パンデミックが特に観光業界へ及ぼした悪影響は甚大だったことは言うまでもありません。しかしそんな未曾有の事態の中でも経済循環に大いに貢献が期待されているのが、未だ我々宿泊産業だと思います。
宿泊産業は観光業としての主軸であり、都市圏から過疎地域まで日本の津々浦々に存在する宿泊産業の重要性は増す一方と考えております。そしてその業界を次世代に繋ぐ役割、責任は我々青年部が担っています。テクノロジーの技術革新が目まぐるしい昨今ですが、継続して業界を盛り上げるのは、この先も間違いなく人であり、宿泊業界発展には労務委員会の担当となる生産性向上への取り組み、ロールモデルとなる運営システムの提供並びに共有、あらゆる世代に向けた宿泊産業に就職する事への魅力発信は必要不可欠です。
歴史ある全旅連青年部の諸先輩方が築き上げたryokanブランドを守りながら、労務委員会目線でのryokanブランドの更なるブラッシュアップを図り、宿泊産業で働く事自体が社会貢献に繋がる実感を享受できる業界になるよう委員会一同鋭意努力することを誓います。

最後になりますが私自身2005年から家業に戻り、青年部への出向キャリアは2期目です。今となっては20代で出向すべきだったと心底感じております。星部長の掲げる青年部員数の増強について次世代経営者だけに依存しない柔軟な体制作りというのは業界にとって非常にポジティブな側面があると考えていますので全国の青年部員の皆様には是非お力添えをいただければ幸いございます。2年間どうぞよろしくお願い致します。

桑島 敏彦

桑島 敏彦

労務担当副部長

流通事業担当副部長

【変化から進化】

世界的に猛威を振るう新型コロナウイルス感染症の拡大による人流の抑制により日本経済は疲弊し社会全体の仕組みも一変させた。人流を伴うことを商いとしてきた宿泊業にとって今まさに社会の変化に対応し進化する力が求められている。また、コロナ渦において急激に変化した人々の消費動向や心理は、我々業界のみならず旅行業界全体に大きな変化をもたらしました。
そんな中、我々宿泊業において国による旅行需要喚策GoToトラベルキャンペーンで取り組んできた「直販」の強化は業界にとって一筋の光であり、本年度も継続して自社集客の可能性を模索し全国の部員に共有いたします。また、OTAや旅行代理店を含む様々な販売チャネルに対し、常にアンテナを張り日々の情報収集を怠らず、全国の宿泊施設に最も適した販路バランスを提案し、最善の選択ができるよう情報発信に心掛けてまいります。

【観光復興の証】

日本経済の成長戦略の大きな柱として政府が国策として推進してきたインバウンド戦略は、本年開催の東京オリンピック・パラリンピックを契機に大きく花開くはずであった。日本経済においてインバウンド需要の再興は必要不可欠であり、国策としてのインバウンド復興の中心的な役割を我々が担ってまいります。

【未来を切り拓く】

我々青年部(青年世代)には、未来を切り拓く可能性と力があります。コロナウイルスによって一変した社会において正解を見つけるのではなく、自らの力で正解を作りあげる気概と覚悟そして強い意志をもって活動して参ります。2年間宜しくお願い申し上げます。

流通事業担当副部長