各ブロック事業方針

北海道ブロック

ブロック長
西野 目晃正

【事業方針】

現在、観光業界は変革の時を迎えています。コロナ禍を経て、従来のインバウンド依存型の観光モデルを見直し、持続可能な観光のあり方を再考する必要があります。宿泊業界が社会にどのような価値を提供できるのかを問い直し、地域社会との共生、環境保全、経済の持続的発展を両立させる観光業の新たな未来を築いていきます。

そのために、「温故創新」~観光の中心で咲き誇る礎たれ~“Always be yourself”のスローガンと「7つの方針」を北海道ブロックとして共有し、価値観・情報の共有を円滑に進め、強固な協力体制を築きます。また、北海道ブロックでは、地方行政との連携、生産性向上、社員教育と確保、IT化の推進、地域活性化における宿泊業の役割強化に取り組みます。これらの課題を解決し、環境・社会・経済のバランスを考慮した宿泊業の未来を仲間とともに創造していきます。

さらに、SDGs(持続可能な開発目標)を経営に取り入れ、地域資源の活用、環境負荷の低減、多様性の尊重、持続可能な観光の促進を積極的に進めます。これにより、宿泊業を日本の基幹産業としてふさわしいものに発展させ、次世代へとつなげていきます。

2年間、どうぞよろしくお願いいたします。

【事業内容】

1.北海道ブロック総会の企画・立案
2.北海道ブロック大会の企画・立案
3.各種研修会・部員間交流会の企画・立案
4.行政との連携強化
5.青年部員の拡大
6.協定商社との連携
7.親会との協力・連携強化
8.その他

【事業計画】

1.北海道ブロック総会の開催
2.北海道ブロック大会の開催
3.各種研修会・交流会の開催
4.行政との交流会の開催
5.北海道ブロック支部長会の開催
6.その他

東北ブロック

ブロック長
工藤 啓太

【事業方針】

コロナ禍は過去のものとなり、国内旅行は賑わいを取り戻しさらにはインバウンドがかつてない盛況を見せる反面、それに伴い人材不足やオーバーツーリズムなど新たな課題が生まれてきています。また、激動する国際情勢の影響による燃料費をはじめとした諸費用の高騰、社会制度の変遷による負担の増加懸念など課題は枚挙にいとまがありません。しかしながら、公表されている様々な補助金、新たなデジタルツールやこれまでにない雇用形態の登場など、課題の数を上回る解決手段も偏在しています。それらからより良いものをかち得、観光業を盛り上げていくためには我々の現場の生の声を行政に届けることができ、緻密な情報の共有ができる全旅連青年部の「組織」としての力が非常に重要です。

まずは、東北ブロックとしての組織力を強化するために、LINEWORKS等を活用したブロック内の均質的な情報共有を図ります。出向者のみならずブロック内の全部員がブロックや全旅の活動に興味を持てる雰囲気を醸成し、事業への参加機会を増やすことで青年部員としての意識の共有を推進します。

そして、ブロックとしての一体感を高めるために、各県に寄り添い東北の課題や意見を全旅連青年部に伝えしっかりとフィードバックを行うとともに、全旅の方針や意向を各県へ浸潤させ、相互に前進できる組織運営を目指します。

最後に、昨今コロナ期は手厚い融資で持ちこたえたものの、その影響から脱却できず志半ばにして閉業を選択する旅館の知らせも多く目にするようになってきました。成功と課題のサイクルが目まぐるしく移り変わる現代において生き残り、次代へのより良い礎を築くためにも塚島部長の掲げる「温故創新」〜観光の中心で咲き誇る礎たれ〜“Always be yourself”のスローガンのもと、先人の経験と情熱を引き継ぐ我々は時代の機微をとらえながら当代の当事者としての自覚を持ち前進して参ります。

【事業内容】

1.部員の交流促進
2.LINEWORKS等を活用したブロック内情報網の整備
3.部員の拡大と人材育成
4.東北ブロック大会の企画と実施
5.全旅連青年部事業への積極的な参加促進と協力体制の強化
6.その他

【事業計画】

1.ブロック総会の開催
2.ブロック研修会の開催
3.ブロック大会の開催
4.全旅連青年部との連携
5.その他【事業方針】

北関東信越ブロック

ブロック長
石川陽己

【事業方針】

全国の仲間と共に観光宿泊産業の未来を創る。青年部はそれぞれの力を合わせる事で無限の可能性を秘めていると感じています。その壁が高ければ高いほど、より多くの仲間が集まり、大きなパワーが生み出される。青年部に入ってから私自身そんな奇跡を目の当たりにしてきました。そんな奇跡を起こした偉大な先輩方が築いた礎をより磨き上げて北関東信越ブロックの更なる成長を目指して参ります。

その為には、ブロックの結束力が不可欠です。5つの県にまたがる北関東信越ブロックは範囲も広く、その部員数は150名を超えます。その組織が一致団結することは容易なことではないかもしれません。だからこそ、同じ目標意識を持ち我々が観光宿泊産業を推し進める責任ある世代であると自覚し、部員一人ひとりが業界を盛り上げるために積極的に全旅連青年部事業そしてブロック事業に参加していただけることを願っております。私が先輩方や仲間達の協力のもと今まで活動を行えたように、北関東信越ブロック5県の各リーダーが県部員の先頭に立って明るく活気のある宿づくり、地域づくりを目指せるように、2年間全力で北関東信越ブロック長として粉骨砕身してお役に立ちたいと思っております。我々のブロックが一丸となり、今まで以上の団結が生まれるよう活動をして参ります。2年間どうぞ宜しくお願いいたします。

【事業内容】

1.各県青年部との交流促進・意見交換
2.全旅連青年部事業の周知および協力
3.青年部員の拡大促進と人材育成協力
4.協定商社との関係構築
5.観光宿泊業に関わる勉強会・意見交換
6.その他

【事業計画】

1.ブロック理事会の定期開催
2.ブロック総会の開催
3.ブロック大会の開催
4.ブロック交流会の開催
5.セミナー・勉強会の開
6.その他

首都圏ブロック

ブロック長
渡邊 大介

【事業方針】

首都圏ブロック長として、第27代青年部長・塚島英太部長が掲げる想い、「温故創新」~観光の中心で咲き誇る礎たれ~“Always be yourself”を深く尊重し、伝統の継承と革新の融合を図りながら、観光産業の新たな地平を共に切り拓いてまいります。

今期、首都圏ブロックは多くの役職者を擁し、組合の中枢を担う重要な局面にあります。この機を最大限に活かし、組合の更なる発展に寄与することが私の使命です。各県間の協調と連携を一層強固なものとし、次世代の育成と持続的な発展に努めることで、首都圏ブロックの潜在力を最大限に引き出し、飛躍的な成長を実現いたします。

また、観光業界は現在、国策としてのインバウンド推進により大きな変革の時を迎えております。特に首都圏は日本の玄関口として、多様な文化や価値観が交差する場であり、この地の特性を最大限に活かすことが、持続可能な観光発展の鍵となります。私は、組合員間で知見を共有し、協働を通じて新たな可能性を創出することで、次代にふさわしい観光の姿を形作るべく邁進いたします。首都圏ブロックの皆様とともに、この新時代を力強く歩んでいく2年間を築いてまいります。

【事業内容】

1.各県青年部の交流促進・意見収集
2.全旅連青年部事業の周知・共有・活用促進
3.各種政策の周知・共有・活用促進
4.部員、出向者の拡大と部員の人材育成
5.行政との連携促進
6.首都圏ブロック大会の計画と立案

【事業計画】

1.首都圏ブロック大会の開催(山梨県)
2.ブロック役員会の開催
3.ブロック交流会・研修会の開催
4.その他

東海ブロック

ブロック長
藤間 崇史

【事業方針】

本年度は塚島部長の2期目に掲げる温故知新から温故創新のスローガンのもと、東海ブロック一丸となりスローガンの実現に向けて誠意努力させて頂きます。

その中でもまずは楽しくなければ人は集まりません。そして楽しい中に自社にフィードバック出来る物、事が無ければ人は集まりません。これを明確化し、青年部活動を浸透させたく思います。現状の問題点としては青年部全体として青年部の人材不足、宿直接の問題としての人材不足、物価高、など問題が山積しております。こういった問題点を全旅連のスケールメリットを使いながら、宿の中身も見て実際に使える実例などを具現化したく思います。

また、インバウンドなども地域格差があるので、情報共有し、上記も含め、県内各支部にも情報を発信する事により、出席率の促進に繋がると考えます。

他にも、各県や地域により新しい取り組みも開催される予定ですので、それも効果検証をし、こういった地域の取り組みが我々宿泊産業の平日稼働の平準化になるのか、等も含め、情報交換し、各地域へ発信、共有する事が温故知新の実現になると考え、実行していきます。

2年間宜しくお願い致します。

【事業内容】

1.全旅連青年部及びブロック事業への積極的な参加・協力
2.各県青年部事業への積極的な参加・協力による交流促進
3.ブロック内の情報収集・周知・共有の徹底
4.青年部員の拡大と人材育成
5.親組合への協力と連携
6.協定商社との連携強化
7.その他

【事業計画】

1.東海ブロック大会の開催(静岡県熱海にて、2025年11~12月予定)
2.ブロック総会、役員会の開催
3.各県総会の開催、参加
4.ブロック交流会、研修会の開催(9月名古屋ラーケーション体験、1月新年会予定)
5.その他

北陸ブロック

ブロック長
上出 晃史

【事業方針】

昨年1月1日に発生した「能登半島地震」により、北陸地方の観光業は甚大な影響を受けました。全国の青年部の仲間たちから温かい励ましの声をいただいたことは、我々にとって大きな支えとなりました。

しかし、特に能登地区の観光業は未だ復興の兆しが見えず、地域全体の回復には時間を要する状況です。観光を通じた地域再生を推進することが、我々北陸ブロックの大きな使命であると考えています。

また、昨年3月には北陸新幹線が金沢から敦賀まで延伸され、関東方面からのアクセスが向上しました。その影響で関東からの観光客は増加している一方、従来の主要な市場であった関西方面からの集客は減少傾向にあります。新幹線延伸のメリットを最大限に活かしつつ、関西方面の需要回復に向けた取り組みが求められています。

こうした状況を踏まえ、北陸ブロックでは地域の活性化に貢献するさまざまな活動を展開していきます。特に、観光業の支援や地域振興に向けた企画を立案し、青年部ならではのネットワークを活かした交流の場を設けることで、地域経済の回復と発展を後押ししていきます。さらに、地域の魅力を再発見し、広く発信する機会を創出することで、より多くの人々に北陸の魅力を伝え、観光需要の拡大につなげていきます。

本年度の北陸ブロックでは、以下の3つの重点課題に取り組みます。

①能登半島の観光復興支援
能登地区の旅館・ホテルと連携し、青年部として具体的な支援策を展開します。観光回復に向けた情報発信、広域観光の推進、ボランティア活動の支援など、持続的な支援体制を整えます。

②新幹線延伸による市場変化への対応
関東圏からの集客強化を図るとともに、関西圏の需要回復に向けた施策を実施します。ターゲット市場の再分析を行い、旅行会社や行政と連携したプロモーション活動を強化します。

③青年部ネットワークの強化と情報共有の促進
各県の青年部間の連携を深め、経営課題の共有や研修を通じて、業界全体の底上げを図ります。特にDX(デジタルトランスフォーメーション)を活用した経営効率化に関する情報交換を積極的に進めます。

【事業内容】

1.能登観光復興支援プロジェクトの企画・実施
2.ブロック大会の開催
3.各県青年部との交流促
4.青年部員の拡大と育成
5.全旅連青年部事業への参加・協力
6.親会との連携・協力

【事業計画】

1.ブロック総会・役員会の開催
2.能登復興支援活動の推進
3.ブロック大会の企画・運営
4.研修会・交流会の開催
5.その他、北陸観光の発展に資する活動

本年度も「観光を通じた地域活性化」をテーマに、北陸ブロック一丸となって業界発展に尽力してまいります。

近畿ブロック

ブロック長
針谷 亮佑

【事業方針】

現在国内は空前のインバウンドブームであり、宿泊業や観光業に対する政府の期待や国民の関心は年々増加の一途です。インバウンド入国数に加え、コロナ禍から復活した宿泊業界の業績も過去最高を更新し続けています。一方でエネルギー高をはじめとした原価高騰、人手不足問題は他業種と同じく我々の業界でも深刻な課題となっており、全旅連青年部としても部員の減少が全国的に慢性的な課題として続いています。

そのような中、大役を拝命し重責ですが使命感も感じています。若輩且つ浅学菲才の身なれど、精一杯身を粉にして近畿2府4県の県部長の皆様の言葉を代弁する気持ちで所々の問題に取り組んでまいりたいと考えております。

「近ブロは流石やなぁ」と皆さんに言って頂けるような、そんな楽しくも有能・有意義な集団であればと望んで止みません。

2年間どうぞよろしくお願い申し上げます。

【事業内容】

1.青年部員の拡大及び縮小防止
2.全旅連青年部事業への積極的な参加・協力
3.研修会・青年部員間交流会の企画・立案
4.官民との連携強化による近畿を主体とした広域地域観光の振興
5.本部活動の見える化・地域課題の意見発信による全国との連携潤滑化
6.活発な意見交換による青年部活動の活性化、及びそれによる参加意欲向上施策
7.万博を初めとした関西発イベントを地域一体となり成功に導く事業
8.その他

【事業計画】

1.近畿ブロック総会の開催
2.近畿ブロック大会の開催
3.府県部長会・役員会の開催
4.ソフトボール大会(交流会)の開催
5.ブロック研究会の開催
6.各種研修会・交流会の開催
7.ブロック研修旅行の開催
8.その他

中国・四国ブロック

ブロック長
林 岳佑

【事業方針】

新型コロナウイルスの脅威からの脱却、そして観光再始動、円安によるインバウンド需要の拡大と明るい話題が多くなってきたように感じますが、我々の地域のような地方では、人手不足や物価高騰など様々な深刻な課題があるのが現実であります。だからこそ、地方が一丸となり地方創生を推進していくことこそが、この宿泊観光産業を国の基幹産業へ押し上げる為の一助になり、地方の持続的な発展に繋がっていくのではないかと考えます。

まずは塚島部長の掲げる「温故創新」〜観光の中心で咲き誇る礎たれ〜”Always be yourself”を中国四国ブロック内でも共有し、時代を先導できる地方を目指し行動できるよう、全旅連青年部への協力、及び連携体制を強化してまいります。

また、我々の中国四国という地域は9つの県からなり、気候や歴史、文化も様々です。こういった地域の特色を活かし、縦(歴史・文化)と横(交通・観光ルート)のつながりを強化し、一体となることで広域観光圏として発展していくのだと考えます。そこで、部員間での積極的な交流・意見交換など行い理解を深めお互いを高め合えるような組織を目指していきます。2年間、皆で楽しく夢を語り合えるブロックを目指して活動してまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

【事業内容】

1.部員の交流促進
2.部員の拡大・人材の育成
3.全旅連青年部への協力・及び連携
4.中国四国ブロック大会の企画・立案
5.協定商社との連携
6.その他

【事業計画】

1.ブロック総会・役員会の開催
2.ブロック大会の開催
3.ブロック研修会・交流会の開催
4.全旅連青年部事業への協力
5.その他

九州・沖縄ブロック

ブロック長
瀬戸 口功

【事業方針】

私たちはここ数年で目まぐるしく変わる社会情勢や経済状況、生活スタイルの変化や自然災害などに対応すべく常に変化を求められてきました。そのような中、全旅連青年部の活動は日本を支える基幹産業となるべく宿泊観光産業の地位向上に大きく寄与し、どのような課題や問題に対しても青年部の「組織力」と「行動力」があれば持続可能な宿泊観光産業へと発展させていくことが出来るのではないかと感じています。

その為にも、まずは各県青年部事業へ積極的に参加し、ブロック内各県部長をはじめ部員相互の交流の機会を創出します。多くの仲間との意見交換により「組織力」をより一層高めて参りたいと考えております。そして、全旅連青年部、親会、協定商社会、九州・沖縄ブロック推奨業者会と密に連携し、ブロック内メンバーが自分事として青年部活動に積極的に参加、行動できるよう取り組んで参ります。

九州・沖縄ブロックとして塚島部長が掲げる「温故創新」~観光の中心で咲き誇る礎たれ~“Always be yourself”のスローガンのもと、これまでの礎を創って頂いた先輩方の想いを紡ぎ、私たち一人ひとりが自分らしく、そして青年部らしく「九州・沖縄はひとつ」を合言葉に九州・沖縄から全旅連青年部を元気に出来るよう活動を推進して参ります。

【事業内容】

1.全旅連青年部及びブロック事業への参加及び協力
2.各県青年部事業への積極的な参加や協力による交流機会の創出
3.九州・沖縄ブロック大会の企画立案
4.全国協定商社会と九州・沖縄ブロック推奨業者会との連携及び共同事業の企画立案
5.全旅連親会への協力及び各県親会との連携
5.その他

【事業計画】

1.九州・沖縄ブロック総会・役員会の開催
2.九州・沖縄ブロック大会の開催
3.ブロック研修会・交流会の開催
4.各県総会・事業への参加
5.九州・沖縄観光・宿泊外食産業展開催の協力及び連携