2021年11月01日 令和3年・4年度
補助金を活用したセミナー事業事例
三重県青年部 JALマナーレッスン(連携協定事業)
三重県旅館ホテル生活衛生同業組合青年部が県内の宿泊施設で接客業務に従事する従業員を対象とし、日本航空の先任客室乗務員とリードキャビンアテンダントの2名を講師に迎えJALマナーレッスンを開催した。24施設から40名を超える受講者が参加し、改めて接遇マナーを学ぶ機会となった。
今回のセミナー実施には三重県生活衛生組合が出している補助金を活用したとのことで、三重県旅館ホテル生活衛生同業組合青年部(三重県青年部)の吉川青年部長に詳しく話を聞いてみた。
現在、三重県生活衛生組合は最低賃金引上げをテーマに掲げており、その推進セミナーの実施を支援する補助金を出している。それだけ聞くと『最低賃金引上げなどに関する内容のセミナー実施』に対する補助金と読み取ってしまうが、吉川三重県部長が詳しく問い合わせたところ、実際にはテーマと異なる内容のセミナーであっても、会場でチラシ配布などによるテーマについての周知活動を行うことで要件を満たせるとのことだった。これを受け申請してみたところ採択となり、今回のセミナー費用(JALセミナーの受講費)のほとんどを同補助金で賄えたという。
生活衛生組合は宿泊業に限らず、生活衛生に関わる事業団体を支援しているが、その時々で掲げているテーマが異なり、テーマに沿った事業に対する補助金が併せて用意されていることが多いという。各都道府県により状況は違えど、似通ったものがあるかもしれないので、活用できそうなものがあれば是非、三重県での事例を参考にしていただきたい。
《開催にあたって》
三重県青年部長 吉川好信
コロナ禍において、気づけば内に向いて考えてしまっていたが、全旅連青年部に所属して様々な仲間と意見を交わす中で、自分自身も以前より前向きな考えを抱くようになり、前を向いた行動をとれるようになりました。
我々の業界はもっと未来を見てやっていかなければならないし、今回のように先進的なおもてなしセミナーを開催することによって、自身の実体験を県内に落とし込むと共に、地域と三重県の活性化のきっかけになればと思います。
また、受講者に対しては、凝り固まった固定概念に新しいものを注ぎ込むことによって、自分たちの知らなかった世界を知り、これからの新しい“おもてなし”を作っていくことに繋がればと願っています。
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